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開催趣旨

計算科学研究機構に設置されている「京」コンピュータを始めとした大規模並列計算機による材料設計は、今後の科学技術の発展に対して非常に重要な研究課題の一つとなっています。 今回、大規模並列計算機の利用によって今後の材料設計を含む物性・量子化学分野の発展に寄与することが期待されている分野の一つである「機械学習」に焦点を当て、当該分野で活躍されている研究者の方々を講師としてお招きしました。 本研究会では以下のような話題に関して、基礎的事項のレクチャーから最近注目を集めている研究課題への応用までの話が展開される予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。

  • 深層学習・ボルツマン機械学習
  • スパースモデリング
  • 材料設計への応用(マテリアルズインフォマティクス)
  • 量子多体系のためのシミュレーション手法への応用
  • 実験データ解析への応用

日時・場所

  • 開催日時:2017年3月22日 10:00 - 17:40、23日 10:00 - 17:00
  • 開催場所:理化学研究所計算科学研究機構(兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-2)アクセス
  • 会場  :計算科学研究機構1階セミナー室
  • 参加費 :無料
  • 申込〆切:2017年3月15日(ポスター発表を希望の場合)[発表無しの場合は当日申込も可]
  • 定員  :80名程度

本研究会はワークショップ「2nd Kobe workshop for material design on strongly correlated electrons in molecules and materials」(3月22-25日@理研AICS) [22-23, 24-25] の一部として開催されますが、国内会議であり講演はすべて日本語で行われます。

主催・共催

  • 主催:理化学研究所計算科学研究機構量子系分子科学研究チーム/量子系物質科学研究チーム
  • 共催:理化学研究所計算科学研究機構

招待講演者

  • 安田宗樹(山形大学)HP
  • 大関真之(東北大学)HP
  • 大槻純也(東北大学)HP
  • 世古敦人(京都大学)HP
  • 徳田悟(東京大学)HP
  • 津田宏治(理化学研究所革新知能統合研究センター)HP
  • 畑中美穂(近畿大学)HP
  • 小林正人(北海道大学)HP

プログラム

Book of abstracts (pdf file, updated on Mar. 23)

Time
Speaker
Title
22. Mar. 2017 (Wed)
10:00-10:10
柚木清司
はじめに
10:10-11:40
安田宗樹
統計的機械学習理論とボルツマン機械学習 [講演資料]
11:40-13:30
昼食
13:30-15:00
大関真之
今日から始めるスパースモデリング [講演資料]
15:00-15:45
大槻純也
スパースモデリングを応用した量子モンテカルロ虚時間データの実振動数への解析接続 [講演資料]
15:45-16:10
coffee break
16:10-16:55
徳田 悟
ベイズ的スペクトル分解の数理ー測定ノイズによる推定の相転移ー
16:55-17:40
世古敦人
材料科学データに対する機械学習手法の応用
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23. Mar. 2017 (Thu)
10:00-11:30
津田宏治
人工知能技術による機能分子・物質設計 [講演資料]
11:30-13:00
昼食
13:00-15:00
ポスターセッション
15:00-15:20
coffee break
15:20-16:05
畑中美穂
自動反応経路探索を用いる触媒・発光材料の機構解析と機械学習の利用
16:05-16:50
小林正人
データ科学を利用した量子化学計算結果の解析と触媒への応用
16:50-17:00
中嶋隆人
おわりに

懇親会

産学を交え、情報・物理・化学・生物を含む多分野の研究者の方々からのご参加を頂くこの機会を受け、 参加者間の研究交流・情報交換を目的とした有志の懇親会を下記の日程で開催いたします。

日時 : 3月22日(水) 18:30 ~ 20:30
会場 : ホテル北野プラザ六甲荘 HP
住所 : 〒650-0002 神戸市中央区北野町1-1-14
TEL : 078-241-2452
会費 : 5000円(現地徴収)
〆切 : 3月17日(金)
* 3/22の研究会終了後、送迎バスで会場に向かいます。
* 懇親会の終了後に三宮駅・新神戸駅への送迎バス運行があります。
* 参加者が20名に満たない場合は別会場での開催になる可能性があります。

参加希望

  • 参加希望の方は、件名を 【情報・データ科学との連携・融合による物性物理・量子化学の新展開:参加希望】 にして、お名前、ご所属、ご職種、ポスター発表の有無(有の場合はタイトルも)、懇親会の出欠を明記の上、 kobeworkshop2016●gmail.com まで E-mail をお送りください。
  • ポスター発表に関しては1講演につき幅 1.2m × 高さ 1.8m の展示板を用意します。

件名:【情報・データ科学との連携・融合による物性物理・量子化学の新展開:参加希望】
本文:
1. 氏名(ふりがな): 理研 京太郎(りけん けいたろう)
2. 所属: 理研AICS 
3. 職種: 研究員
4. ポスター発表の有無: 有
5. ポスター発表のタイトル: 機械学習を利用した材料設計
6. 懇親会の出欠: 出席

※ アブストラクトのサンプル(日本語でお書きください): docx file pdf file tex file

お問い合わせ

上田 宏理化学研究所計算科学研究機構量子系物質科学研究チームh_ueda●riken.jp
米原丈博理化学研究所計算科学研究機構量子系分子科学研究チームtakehiro.yonehara●riken.jp