宇宙はどのように生まれ、進化してきたのか。宇宙誕生以降、137億年にわたる宇宙史を貫く法則を解明しようという研究分野です。素粒子物理学、核物理学、天文学など様々な学問をつなぎ、観測結果とスーパーコンピュータによるシミュレーションを組み合わせることによって、素粒子から原子核、星や銀河の形成に至る物質と宇宙の起源と構造を統一的に理解することを目指しています。また、太陽フレアによる人工衛星のトラブル予測(宇宙天気予報)など、実用面での可能性も広がっています。
スーパーコンピュータによる宇宙天気予報
深沢 圭一郎
地球を作る実験 星くずから惑星へ
小久保 英一郎
戦略分野5 「物質と宇宙の起源と構造」