研究者に聞いてみよう! 第6回
運用技術部門 ソフトウェア技術チーム
フラッグシップ2020プロジェクト アプリケーション開発チーム
寺井 優晃 開発研究員
研究者に聞いてみよう! 第6回
運用技術部門 ソフトウェア技術チーム
フラッグシップ2020プロジェクト アプリケーション開発チーム
寺井 優晃 開発研究員
「京」のソフトウェア開発に携わるメカニカルドクター ―― 寺井さんは現在、計算科学研究機構の運用技術部門で「京」のソフトウェア(アプリケーションおよびツール)の開発研究を担当しています。大学院時代に並列計算機と計算科学に出会い、現在は、ポスト「京」と呼ばれる「京」の後継機の開発にも携わっている計算科学のスペシャリストです。また、技術開発の成果を研究論文として投稿し、専門家が集まる会議で発表しています。そんな忙しく、縁の下の力持ちでもある寺井さんにお話を伺いました。
(明石北高等学校2年生 有志)
勤務時間は基本的に、9時半から19時くらいまで。論文執筆などは勤務時間外に集中して行うと効率良いことが多いです。夜遅くまで仕事することもありますが、一旦帰宅して夕飯をとってから自宅で仕事するなど、規則正しい健康な生活になるよう心がけています。
今回、普段関わることのない研究者とのインタビューを通して、貴重なお話を伺うことができ、新たな発見をすることができました。お話しする中で、寺井さんの仕事へのまっすぐな姿勢を感じました。「華を支える地味な人がいるのが仕事で、華しかないものはギャンブルだ」という話がありました。この話を聞き、地味なことにしっかりと取り組むことが大切であり、その苦労をすることで華を咲かせることができるとわかりました。ついつい華に目が行ってしまいますが、その裏にある努力に目を向けることが大切だと思いました。最後に、今回忙しい中、私たちのインタビューに時間を割いていただきありがとうございました。取材に携わってくださったすべての方々に感謝します。
(取材・執筆:高橋うらら、鳥本あかり、森美賢、山本奈央、鎌谷海斗、山本達也)