2015年の鬼怒川における洪水災害をうけて,あのような大量の降雨現象が武庫川で発生したらどのような事態になるであろうかとの懸念が西宮市民から寄せられ,西宮市から筆者の所に依頼があったので計算を行った.その結果について説明していく過程で,日本の河川整備計画の仕組みとその実践,ダムの活用に対する新たな計算科学の取り組み,住民の避難に対して科学・技術がどのように支援できるかを伝えたい。
第112回
第112回
日時: 2017年5月24日(水)、15:30 – 16:30
場所: AICS 6階講堂
・講演題目:計算科学による洪水災害に対する住民の被害軽減と民学官の橋渡し
・講演者:大石 哲 ユニットリーダー(総合防災・減災研究ユニット)
※発表・スライド共に日本語