施設運転技術チーム
スーパーコンピュータ「京」は常時10,000kW以上の電力を消費しており、その電力は熱に変わってしまいます。この消費電力を安定供給し、排熱を確実に除去することが、「京」の性能を最大限に引き出すことにつながります。
我々のチームは「京」を安定稼働させるため、電力設備や冷却設備等の運転・維持管理を行うとともに、2台の発電出力5000kW級コージェネレーションシステム(CGS)を中心に、蒸気吸収式冷凍機やインバータターボ冷凍機を組み合わせた最適化運転技術の開発を行っています。
また、計算機室内の熱だまりを発見するホットスポット解析技術、計測した温度データを空調/冷却機器へ迅速にフィードバックするリアルタイム計測オペレーション技術の開発にも取り組んでいます。
施設全体写真
エネルギーシステムフローチャート
チームヘッド
塚本 俊之(
つかもと としゆき)