公開ソフト講習会 2016年度 第8回「FDPS 中級」開催 (8月10日)
FDPS(Framework for Developing Particle Simulator)は、「京」のような超大規模並列計算機の上で効率的に実行できる粒子系シミュレーションソフトウェアを容易に開発するためのアプリケーション開発プラットフォームです。これを使えば、チューニングや並列化の経験がない方でも数万ノードまで性能がスケールする粒子系アプリケーションが開発できます。
本講習会では、7月6日開催の「FDPS 初級」を踏まえて、実際にアプリケーション開発を予定されている方の相談・質問の対応をさせて頂きます。
質問はメールでも常時受付けておりますが、例えば FDPS の内部構造に関するこみいった質問がある、また開発チームと直接議論したい等のご希望がある方は是非この中級篇への参加を御検討下さい。
FDPS は、重力多体、SPH、分子動力学法といった粒子法シミュレーションのための高効率に並列化されたソフトウェアを、特に並列プログラミングの知識がない研究者でも開発できるようにすることを目的に開発されました。粒子法シミュレーションにおける最近の分散メモリ型並列計算機での高効率の実行は、経験をつんだプログラマでも容易に行うことはできません。FDPS は、複雑な並列化の部分をシミュレーションプログラムから分離し、汎用フレームワークとして提供することで、研究者は、粒子の定義など通常並列化されない部分だけを記述し、並列化の処理はFDPSに任せることができます。
(FDPSについて)
講習会名 | 公開ソフト講習会 2016年度 第8回「FDPS 中級」 |
主催 | 理研 計算科学研究機構 |
共催 | 計算科学振興財団(FOCUS)、高度情報科学技術研究機構(RIST) |
開催日時 | 2016年8月10日(水) 13:00 - 17:00(受付 12:30) |
場所 |
計算科学振興財団(FOCUS) 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28 計算科学センタービル2F 実習室 (計算科学研究機構に隣接) |
対象 | 大学学部3年以上 |
参加要件 |
C言語の知識があること。C++言語についても知識があることが望ましい。 実際にFDPSを使っている方。 |
端末 | 参加者自身で持参 |
実習等で使用する計算機 | 本講習会では使用しない |
開催言語 | 日本語 |
定員 | 10名程度 |
関連ウェブサイト |
FDPSについて 計算科学振興財団(FOCUS)講習会案内ページ |
申し込み締め切り:2016年8月3日(水)
申し込み方法:
参加ご希望の方は、aics-soft-seminar[at]riken.jp([at]を@に変更してください)まで、
件名を 「参加希望 第8回 AICS公開ソフト講習会「FDPS 中級」」として、以下の内容をご通知下さい。
==================
・フリガナ:
・氏名:
・所属:
・職名:
・電話番号:
・ご相談内容(出来るだけ詳細にご記載ください):
==================
問合せ先:unyo[at]j-focus.or.jp ([at]を@に変更してください)