公開ソフト講習会 2016年度 第21回「SCALE」開催(3月15日)
「SCALE」は、気象・気候シミュレーションのためのオープンソースなライブラリ環境(気象モデルのための部品群)です。理研 計算科学研究機構の研究者を中心として、近年のスパコンの性能を十分に生かし、小規模から超大規模計算までを可能にするような工夫と、誰もが気軽に利用・開発に参加できるような環境整備が進められています。
本講習会では、SCALEを用いて構築された領域大気モデルSCALE-RMの概要について理解し、その利用方法をハンズオン形式で学ぶことを目的としています。気象モデルを自分で動かしてシミュレーションを行いたい方だけでなく、計算機科学研究のための実アプリケーションをお探しの方も、ぜひご参加ください。
SCALEモデルは大部分がFortranで書かれており、実験設定の指定の仕方(実行時のパラメータファイルの書き方)など、Fortranの初歩的な知識が必要となります。
実習はFOCUSスパコン (PC Cluster) 上で行います。実習参加にあたり、Linux でのコマンド操作、シェルスクリプトに関する基礎的な知識が必要となります。また、ジョブスクリプトによるジョブ投入 (bsub や qsub など) に関する知識が必要です。
講習会名 | 公開ソフト講習会 2016年度 第21回「SCALE」 (複合系気候科学研究チーム) |
主催 | 理研 計算科学研究機構 |
共催 | 計算科学振興財団(FOCUS)、高度情報科学技術研究機構(RIST) |
開催日時 | 2017年3月15日(水) 13:00-16:00(受付開始 12:30) |
場所 | 計算科学振興財団(FOCUS) 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28 計算科学センタービル2F 実習室 (計算科学研究機構に隣接) |
対象 | 気象シミュレーションに興味がある方 計算機科学研究のための実アプリケーションをお探しの方 |
参加要件 | Linux の利用経験があること スパコン等でのジョブスクリプトによるジョブ投入(bsub や qsub など)の利用経験もしくは基本知識があること Fortran の基礎知識があること |
参加費 | 無料 |
端末 | 参加者自身で持参。もしくは備付PC利用も可(申込時に記載ください)。 |
開催言語 | 日本語 |
定員 | 12名(8名 神戸 + 4名 東京) |
関連ウェブサイト |
SCALE 計算科学振興財団(FOCUS)講習会案内ページ |
申し込み締め切り:2017年3月8日(水)
申し込み方法:計算科学振興財団(FOCUS)ページをご覧ください。
問合せ先:unyo[at]j-focus.or.jp
※[at]を@に変更してください
注意事項:
※TV会議システム(Polycom)を利用します。
※TV会議システムで参加ご希望の方は、申込時にその旨記載ください。
※TV会議でご参加の方は、品川にあるRISTの アクセスポイント東京 においてのみ参加可能です。