
3月4日(水)~6日(金)に、理化学研究所 計算科学研究機構でRIKEN AICS HPC(※1) Spring School 2015を開催しました。
このスクールは今回で2回目、毎年8月に開講するRIKEN AICS HPC Summer Schoolのアドバンストコースとして実施いたしました。
「京」に代表されるスーパーコンピュータによる大規模な計算科学を駆使し、新しい科学を開拓したいと考える若手研究者等の人材育成を目的に、当機構、東京大学情報基盤センター、神戸大学計算科学教育センター主催にて開催いたしました。
学生の方、研究者、民間企業に所属される方等…合計17名が受講、そのうち約3割の方がRIKEN AICS HPC Summer School 2014から引き続きのご参加でした。
スクールでは、主催機関研究者らによる講義と、「京」の一筐体に相当するスパコンFX10(※2)を用いた演習を行いました。受講者は、講師との活発なやりとりや、Teaching Assistantのサポートのもと、FX10上でプログラムを実際に動かし、並列計算プログラミングを学んでいただきました。
3日間の講義・演習を経て、最終日には平尾機構長から受講者一人一人に修了証を授与し、全プログラムが終了しました。
Summerおよび本スクールに参加された皆さんからの声を踏まえて、次年度以降も内容を充実させRIKEN AICS HPC Schoolを企画してまいります。
~これからも多くの方のご参加をお待ちしています。~
※1 HPCとは、High Performance Computingの略で、非常に計算量の多い計算処理のこと。
※2 神戸大学が、機構に隣接する神戸大学統合研究拠点に保有するスパコン
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