第1回量子化学ハッカソン開催報告(8月24日~25日)
第1回量子化学ハッカソンが2015年8月24日~25日に行われ、神戸の計算科学研究機構には、理論・計算化学分野の研究者と計算科学分野の研究者が集まり、1日24時間まるまる集中して、プログラム開発と議論を行いました。
開発テーマを各自で事前に準備、開発を徹夜で行い、最後は開発成果の発表会で、参加者同士、情報を共有し議論を行い、長い一日を終えました。
参加した研究者からは、「日頃の雑用を忘れてプログラミングが進められた」「学会では見落としがちな問題点などが整理されて有意義であった」とコメントがありました。
今回初の試みで全国から9名の参加がありましたが、参加者の反響もよかったため、引き続き開催する予定です。第2回は来年3月頃開催を検討中です。
ハッカソン = 「Hack」と「マラソン」が合わさった造語
「Hack」(ハック)には幅広い意味がありますが、この場合、創意工夫のある取り組みで、生産性や質の高い仕事や技術をめざす、というような意味。
スケジュール
・8月24日(月)
13:00-13:10 主催者挨拶、アジェンダ説明、スタッフ紹介
13:10-14:00 主催者プレゼンテーション
14:00-14:30 自己紹介、作業予定内容のプレゼンテーション
14:30-24:00 プログラミング作業
・8月25日(火)
00:00-8:00 プログラミング作業
08:00-8:30 休憩(作業会場片付け)
08:30-12:00 作業および成果報告プレゼンテーション準備作業
<昼食/休憩>
13:00-14:00 成果報告プレゼンテーション
14:00-14:30 「京」ツアー
14:30 解散
詳細:
第1回量子化学ハッカソン