「京」を用いて行われた新たな計算手法の実装方法に関する研究が研究ポスター賞を受賞 - ISC2017(独・フランクフルト)
ハイパフォーマンス・コンピューティング(高性能計算技術)に関する世界最高峰の国際会議のひとつであるISC2017において、椋木大地特別研究員(大規模並列数値計算技術研究チーム/フラッグシップ2020プロジェクト アーキテクチャ開発チーム)らによる研究が研究ポスター賞【2017 PRACE-ISC Research Poster Award】を受賞し、6月20日(現地時間)、受賞式が行われました。
ポスタータイトル:
"Implementation & Evaluation of 2.5D Matrix Multiplication on K Computer"
著者である椋木特別研究員は、「本研究は次世代のスーパーコンピュータで必要となると考えられる新しい計算アルゴリズムの実装方法とその性能を検討したものです。まだ研究の途中段階での発表であるにも関わらず受賞することができたのは、研究テーマの重要性と、スーパーコンピュータ「京」を用いた超並列環境における実験の価値が認められたのだと思います。本研究は既に次の段階にあり、最新の成果は別の国際学会で発表予定です。」と話していました。
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