
2014年12月14日(日)に「スパコンを知る集い in 静岡」をグランシップ 会議ホール・風( 静岡県静岡市駿河区池田79-4 )において開催しました。
今回、189名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
各講師のプレゼンテーション要旨につきましては、こちらからご覧いただけます。プレゼン資料ついては下記のプログラムの中にPDFファイルで置きましたので、ダウンロードしてご覧ください。
なお、当日回収させていただきましたアンケート調査の結果はこちらをご覧下さい。次回以降の開催の際の参考とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
■概要
■プログラム
13時30分~13時35分 | 主催者挨拶 宇川 彰理化学研究所 計算科学研究機構・副機構長 |
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13時35分~13時50分 | 『技術の壁を突き破れ!~スーパーコンピュータ「京」の開発~』(ビデオ)上映 |
13時50分~14時20分 | 参加者からの質問コーナー ■お申込み時にいただいた疑問、質問についてスペシャリストがお答えします |
14時20分~14時35分 | 休憩 |
14時35分~15時05分 | ![]() 渡辺 宙志先生 スパコンプログラマの日常 東京大学 物性研究所・助教 |
15時05分~15時15分 | 質疑応答 |
15時15分~15時45分 |
![]() 堀 宗朗先生 スパコンを使う地震のシミュレーション 理化学研究所 計算科学研究機構・ユニットリーダー |
15時45分~15時55分 | 質疑応答 |
15時55分~16時 | エンディング |
■講演要旨
渡辺 宙志
東京大学 物性研究所
助教
堀 宗朗
理化学研究所 計算科学研究機構
ユニットリーダー
スパコンを使う地震のシミュレーション
~「京」の中で都市を揺らす~
南海トラフの巨大地震の発生が危惧されている今日、防災・減災のより効率的な備えが必要とされています。備えの第一歩は発生する地震・津波の被害をできるだけ正確に推定することです。スパコンを使った地震シミュレーションはこの推定の新しい方法として期待されています。スパコンとはいえ、コンピュータは、電卓と同様、数の計算しかできません。地震のシミュレーションはどのような数の計算をしているのでしょうか? スパコンは使う計算にどのような利点があるのでしょうか? この講演では、この二つの問いに答えながら、スパコンを使う地震のシミュレーションを説明します。
■質問コーナーの様子
※皆さまからいただきましたご質問の代表的な回答を、準備ができたものから、ウェブページに公開予定です
■アンケート調査結果
※189名中180名が回答
※各問いをクリックすると拡大します
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■お問合せ先
独立行政法人理化学研究所
計算科学研究機構 広報国際室 担当:清田
TEL:078-940-5596
E-mail:shirutsudoi[at]riken.jp([at]を@に修正後お送りください)
URL:http://aics.riken.jp/shirutsudoi
印刷用チラシデータはこちらからダウンロードしていただけます。【pdf 1.3MB】
スパコンプログラマの日常
~スパコンを使うのって難しいの?~
みなさんは「スパコン」や「スパコンプログラマ」と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか。スパコンはコンピュータですから、プログラムがなければただの箱です。このスパコン用のプログラムを書いて実行するのがスパコンプログラマです。スパコンとはスーパーコンピュータの略ですから「なんとなくすごそうなコンピュータ」という印象を持たれるかもしれません。そのすごいコンピュータを使うのだからスパコンプログラマもすごい人なのでしょうか。そうかもしれませんし、意外に普通の人だったりするかもしれません。講演では、スパコンプログラマとして過ごしてきた私の経験を通じて、スパコンでプログラムを組むということがどういうことか、そしてそれをどのように科学の発展につなげるか、といったことについて紹介したいと思います。