2017年2月11日(祝・土)に「スパコンを知る集い in 岡山」を岡山コンベンションセンター 3階コンベンションホール(岡山市北区駅元町14-1)において開催しました。
今回、209名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
各講師のプレゼンテーション要旨につきましては、こちらからご覧いただけます。プレゼン資料ついては下記プログラム講演タイトルのリンクよりPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
なお、当日回収させていただきましたアンケート調査の結果はこちらをご覧下さい。次回以降の開催の際の参考とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
■概要
- 講演会名:スパコンを知る集い in 岡山 ~「京」からポスト「京」へ~
- 主 催:理化学研究所 計算科学研究機構
- 後 援:岡山県・岡山県教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会・NHK岡山放送局・山陽新聞社
- 協 賛:計算科学振興財団
- 開催日時:2017年2月11日 祝日・土曜日 13時30分~16時(受付13時〜)
- 開催場所:岡山コンベンションセンター 3階コンベンションホール(岡山市北区駅元町14-1)
■プログラム
13時30分~13時35分 | 主催者挨拶 |
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13時35分〜14時20分 |
スパコンって何? どんなことができるの? 横川 三津夫理化学研究所計算科学研究機構・客員主管研究員 神戸大学大学院システム情報学研究科・教授 |
休憩 | |
14時35分~15時15分 |
スパコンで水を研究する 松本 正和 岡山大学 異分野基礎科学研究所・准教授 |
15時15分〜15時55分 |
社会シミュレーションとスーパーコンピュータ 理化学研究所計算科学研究機構・チームリーダー 東京大学大学院工学系研究科・准教授 |
15時55分〜16時 | エンディング |
■講演要旨
松本 正和
岡山大学 異分野基礎科学研究所・准教授
伊藤 伸泰
理化学研究所計算科学研究機構・
チームリーダー
東京大学大学院工学系研究科・准教授
社会シミュレーションとスーパーコンピュータ
〜交通・経済現象などを解き、より良い社会へ〜
社会にコンピュータとインターネットとが浸透し、人間の意志や行動などを記録したデータは急速に増大し続けています。こうしたデータを活用して種々の社会現象に潜む規則性を解き、社会をシミュレートする技術も急速に成長しています。こうした技術は社会を変革し続けており、徐々に私たちひとりひとりの日常を変えています。今、スーパーコンピュータを使って研究されている成果も、近未来の日常をつくってゆくことになるでしょう。本講演では、より良い社会を構築するために「京」をはじめとするスーパーコンピュータを活用した社会現象とそのシミュレーションの研究について、交通や経済現象を中心に紹介します。
■当日の様子
■アンケート調査結果
※209名中182名が回答
※各問いをクリックすると拡大します
■問い合わせ先
国立研究開発法人理化学研究所
計算科学研究推進室
TEL:078-940-5596
E-mail:shirutsudoi[at]riken.jp([at]を@に修正後お送りください)
URL:aics.riken.jp/shirutsudoi/
印刷用チラシデータはこちらからダウンロードしていただけます。【pdf 1.4MB】
スパコンで水を研究する
~シミュレーションによる水・氷・ハイドレートの科学~
水は私たちに最も身近な液体であると同時に、最も謎多き物質でもあります。水分子自体はとても小さく単純で、これといった特徴もありませんが、これが集まって水や氷になると、なぜか変わった性質が現れます。この講演では、水と氷とメタンハイドレートを、スーパーコンピュータという「超顕微鏡」を通して見ると、何が見えてくるのかを、最先端の研究をまじえてご紹介します。