理化学研究所 計算科学研究機構

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ポスト「京」の開発

重点課題5 エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発

日本と世界にとってエネルギー問題の解決は最重要課題の一つです。エネルギーをつくり、蓄え、うまく利用するためのシミュレーションに取り組みます。これまでは、装置や反応の一部分、理想的な状況でのシミュレーションが行われてきました。ポスト「京」により、装置や反応の全体、現実的な状況におけるシミュレーションを実現して、多くの原子・分子が関係し合う複雑な現象の仕組みを解明します。それにより、低コストでつくることができる有機太陽電池や高効率太陽電池、太陽光で水から水素を取り出す人工光合成、高性能の燃料電池や蓄電池、日本近海の海底下に豊富にあるメタンハイドレートからメタンを回収する技術などの開発に貢献します。

※図はクリックすると拡大します

  • サブ課題A 新エネルギー源の創出・確保 - 太陽光エネルギー
  • サブ課題B エネルギーの変換・貯蔵 - 電気エネルギー
  • サブ課題C エネルギー・資源の有効利用 - 化学エネルギー

代表機関

自然科学研究機構 分子科学研究所(課題責任者:岡崎 進 教授)

分担機関

神戸大学、理化学研究所、東京大学、物質・材料研究機構、名古屋大学、岡山大学、北海道大学、早稲田大学

課題責任者:岡崎 進 教授

課題責任者
岡崎 進(おかざき すすむ)